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25セントの恋人ごっこ

ねこがかわいい。本を書く。

平成27年1月以降の所得税月額をエクセルで計算できるようにしました(データあり)

法定調書出したー?(一月末の挨拶)

 

一般の労働者は毎月の月給から所得税源泉徴収されていますが、その計算は以下のようになっています。

 

・「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」(略称:「扶申」もしくは単に「申告書」を提出している場合

 月額甲欄(略称:月甲)

 特徴:12月に支払いがあれば、年末調整を受けることができる

    月々の徴収額が未提出の月額乙欄より低い

    月額88,000円未満は所得税0円

    主たる給与先一カ所にしか提出できない

 

・提出していない場合

 月額乙欄(略称:月乙)

 特徴:年末調整を受けることができないので原則確定申告で精算

    月々の徴収額が未提出の月額甲欄より高い

    月額88,000円未満でも3.063%は徴収される

 

なお、二ヶ月以内の短期労働の場合は、日額丙欄というものを用いたりもします。

(日給9,300円以上で3円から)

 

どの計算方法も、「率」というのものは存在せず、

以下のリンクによる「月額表」という表で算出します。

平成27年分 源泉徴収税額表|パンフレット・手引き|国税庁

基本は

「給与支給額-非課税給与(通勤手当など)-社会保険料等」

「その月の社会保険料等控除後の給与等の金額」を出し、

「申告書の提出の有無」と「申告書に記載された扶養親族等の数」

を勘案し、決定されます。

(※社会保険料「等」=雇用保険料、健康保険料、年金保険料、介護保険料)

 

f:id:stalemate:20150201032245p:plain

 

賞与(前月の給与額によって決まる)や年末調整時(課税所得金額で決まる)には税率が存在するので、毎月の徴収にも「率」があると思っている方も多いと思いますが、原則的には「表」で決まります。

 

ただし、月額甲欄は「表」そのものを給与計算システムに組み込むには複雑(というか面倒)なので「電子計算機等を使用して源泉徴収税額を計算する方法を定める財務省告示」という告示で計算式によって計算しても良いことになっています。

(今の給与システムなら表を組み込むことも難しくないように思えますが)

「月額表の甲欄を適用する給与等に対する税額の電算機計算の特例について」(PDF注意)

この計算式で計算した場合、月額表を用いた場合と税額が異なることがありますが、その差異は年末調整で調整されるので異なっていてかまわないとされています。

 

また、月額乙欄は表でしか求められないようにみえて、計算式が存在しています。

月額表の乙欄を適用する給与等に対する税額の電算機計算について(PDF注意)

 

両方とも面倒ですよね、というわけで、エクセルでIF文で作りました。

(マクロエクセルを配布しているところはあるけど、単純なセルのIF文で記述しているところは少なかったので)

 

ダウンロードリンクを貼っておきます。

主に月額表を多用する事業所は、ご自由にお使いください。

(もちろん、その結果については責任を持ちません)

f:id:stalemate:20150201034728p:plain

黄色セルに数字を入力します。

 

ダウンロードリンクはこちらです。

(社内共有のため以外の再配布不可、blogページをリンクしてください)

所得税計算.xls - Google ドライブ

 

 

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